低周波治療器
低周波治療器:スーパーテクトロンHX606(テクノリンク)
従来のテクトロン機器より皮膚刺激が少なく、筋深層部まで通電できます。痛みのコントロール治療と筋肉トレーニングができる機器で、症状に合わせて筋肉の収縮によるマッサージ効果や筋力アップ効果で急性期(頸椎捻挫・腰部捻挫・足関節捻挫など)から慢性期(腰痛・膝痛・関節可動域改善等)に大変効果があります。また、ダイエットモードが有り、体幹周囲部のシェイプアップにも効果があります。
ランダムアクセス波とは?
4種類の周波数をランダムに切り替えるとともに、ハンマーの出現間隔もランダムである低周波のことです。この周波を目的別に切り替え、疼痛コントロールモード・筋柔軟性モード・筋強化モード等を行う事で症状改善を目指していきます。
幅広い治療6つの出力波形
症状にあわせて(疼痛軽減・腫脹・筋力強化・血行促進・損傷組織改善等)6つの出力波形の中から選択し、治療を行います。
自動間欠牽引機器
電動自動間欠牽引装置:トラックタイザーTC-30D(ミナト医科学)
●この機器は頚部・腰部捻挫等の亜急性期~慢性期のストレッチ療法として使用します。軽度の牽引により固まった筋肉や関節の柔軟性を図ります。また、牽引中は温熱により血行促進しリラックス状態を保つことが可能になります。
●次のような症状の方は使用を控えています。急性期外傷・顎関節症・悪性腫瘍・骨粗鬆症・骨軟化症・心臓及び肺疾患・妊婦・幼児・脊椎感染症(骨髄炎、脊椎カリエス、強直性脊椎炎など)・意思表示ができない方・関節リウマチ・脊髄圧迫症がある場合・医師が不適当とみなした方など。
超音波機器オステオトロンV
低出力超音波骨折治療機器:オステオトロンV《LIPUS》(伊藤超短波)
●この機器は骨折の治療促進に特化した機器になります。非熱性である低出力パルス超音波は患部にプローブを固定した状態で使用します。使用時間は1回に20分程患部にあてますが、痛みを感じることはなく安全な機器です。
●研究文献の報告で骨折の治癒期間(骨再生)が40%短縮されるとのデータがあります。その他難治性骨折(疲労骨折等)にも有効になります。また、靭帯損傷や変形性関節症などにも有効とされています。
●当院ではAT-mini(微弱電流:マイクロカレント)とコンビネーションして使用する事もあります。
微弱電流機器
微弱電流機器:マイクロカレントAT-miniPersonal(伊藤超短波)
2チャンネル出力で、効果的な治療ができる。
2チャンネル出力で治療効率が上がり、損傷した筋肉に効果的に働きかけます。常に極限で戦うアスリートのコンディショニングをさらに強力サポートします。
筋肉リフレッシュに最適な、マイクロカレントを搭載。
マイクロカレントは、もともと人体に存在する電流に似た微弱な電流です。この電流を体内に流すことで、傷ついた組織の修復を早め、損傷部の治癒を促進します。ほとんど刺激を感じない極めて弱い電流なので神経や筋を興奮させないため、日頃のコンディショニングケアやトレーニング後のトリートメントに効果的です。
低周波・超音波コンビネーション機器
低周波治療器・超音波治療器コンビネーション機器:EU-910(伊藤超短波)
●超音波コンビネーション療法ってなんだろう??
超音波とは人間の耳に聞こえない20,000?以上の周波数の音の事です。超音波を体の中に流して、振動を熱に変換して温めたり、マッサージ効果をもたらしたりする治療法を「超音波療法」といいます。
これに対して、体に電気をながすことによって痛みを抑えたり、筋肉を鍛えたりする治療法を「電気刺激療法」といいます。
この「超音波療法」と「電気刺激療法」2つのエネルギーを同時に体に流すことによって相乗効果を生み、短い時間で効果的な治療をすることを「超音波コンビネーション療法」といいます。
●対象症状は外傷(骨折・脱臼・捻挫・筋挫傷など)急性期~亜急性期や関節拘縮改善等も効果的です。当院では症状によって異なりなすが、使用時間:3分~10分照射します。
超音波療法は、"熱"と"振動"によつて筋肉や関節の柔軟性にアプローチすることが得意ですが、実はズキズキ・ビリビリした痛みを抑えることは得意ではありません。そこに痛みを抑えることが得意な電気刺激療法を組み合わせることによつて、筋肉や関節の柔軟性を獲得しつつ、同時に痛みを抑えることができる治療法、それが「超音波コンビネーション療法」です。
超音波コンビネーシ∃ン療法では下図のように、超音波を発振するプロープから電気刺激を同時に通電することで、同じ部位に2つのエネルギーを加えます。
超音波と電気刺激を同時に…と言われると、一見近い部位に両方かければ良いと思うかもしれません。しかし超音波コンビネーション療法は超音波用のプロープから電気刺激を通電する、つまり完全に「同時・同部位」に2つのエネルギーを照射しています。こうすることで、超音波の温熱作用で抵抗値が弱まつた部位に電気刺激を与えることができるため、ばらばらに通電するよりも効率よく電気刺激を体に伝えることができます。つまり、超音波コンビネーション療法は「時短になるだけではなく、治療効果増幅させる温熱・電気刺激ハイブリッド治療法」なのです。
超音波コンビネーション療法は、
・"筋肉や関節のかたさ"も"痛み"もどっちもなんとかしたい方
・短時間、短期間で効果を実感したい方
におススメです。ご興味のある方はお気軽にお声掛けください。
超音波画像診断装置(エコー機器)
超音波画像診断装置:Viamo‐c100(Canon)
●この機器は骨・筋組織・関節・神経・血管などの運動器を超音波エコー画像で描出します。
●二画面に切り替え可能であり、健側及び患側比を確認します。
●損傷場所や損傷度を確認し整復や固定等を施します。